食器洗浄機 / 容器洗浄機の専門メーカー

社員インタビュー

キャリアとともに変化した自分の”適正” いまは営業が自分の天職

営業社歴3年以上

技術職から営業職にキャリアチェンジを果たした小野。若いころは技術職が自分に合っていると思っていたが、仕事をするうちに考え方が変わったのだという。キャリアチェンジには「人生の転機」と話す結婚も関わっている。自分の興味関心を優先してきた人生から、家族を優先する人生に変わった。いまは愛娘と公園で過ごす休日を楽しんでいるという。

営業職の経験はまだ浅い小野だが、営業成績は安定した高いパフォーマンスを維持している。なぜ未経験で始めた営業職で結果を出せているのか、その秘訣は技術職で培った経験にも関係しているのか。小野が取り組んでいることや、仕事への姿勢について詳しく聞いた。社会人生活のスタートが、通常では経験できない職だったことにも注目してほしい。
(インタビュー実施日:2024年12月)

技術職から営業に。幅広い職種を経験してきたことが今の強み

展示会にて
私はキョウドウの大阪営業所で営業として働いています。大阪営業所は私と上司の2名体制です。なので、営業といってもその仕事範囲は広く、お客さまから修理を頼まれればメンテナンスとしても伺います。もともと技術職出身なので、その経験が活かせています。

営業手法としては、飛び込み営業のようなことは行いません。年に数回ある展示会で興味をもってくださった会社や、ホームページやDMなどからお問い合わせがあった会社に伺います。代理店を通じての販売も行っているので、代理店さんへの対応なども私の仕事です。客層としては、個人営業のようなところから、大きな工場まで幅広くいらっしゃいます。業務用の洗浄機なので、食品工場、病院、介護施設、学校給食を作る施設などが多いですね。

営業はこれまで経験のない職種です。キョウドウに入社してからなので、まだ営業歴3~4年。これまでの経歴でいうと、製造の品質管理やメンテナンス業務が最も長く、通算すると15年ほどでしょうか。技術職の経験はいまとても役立っていて、営業でありながら技術もあるというのは自分の強みだと思っています。

毎日違う刺激がある営業職。成果が数字に現れるのも楽しい

パソコン作業
キョウドウには営業職に就きたくて転職しました。なぜ営業かというと、自分のがんばりが結果に現れるからです。かっこよく言いましたが、結婚したタイミングでもあったので、「稼がんと!」っていう気持ちもありました。共働きであればまた違うんでしょうが、我が家の場合妻は専業主婦なので、私が稼がないとダメなんです。入社してから娘も生まれたので余計ですよね。営業はがんばった分だけすぐに成果に反映されます。数字は本当に正直で、やらなかったらそれもしっかり出るんです。でもそこがまたおもしろいところだなぁと。

営業職に就いたのは稼ぎたい気持ちもありましたが、もちろんそれだけではないです。前職でメンテナンス業務を行うなかで、お客さまと接するおもしろみも感じていました。もともと同じことを繰り返すような仕事が苦手なので、いろいろなお客さまに会える営業職は自分に向いているんじゃないかなと思ったんです。若いときは技術職が自分向きだと決めつけていましたが、仕事をするうちに変わるもんですね。

過去には大規模な会社にいたときもありました。大きな組織にはそれなりの良さもありますが、機動力は落ちます。自分なりの考えで行動したい気持ちもあり、小規模なキョウドウを選んだんです。いまは自分で考えて行動することの楽しさと責任を感じながら、毎日刺激的な日々を送っています。

自分が求めていたことを、今度は提供する側に

設計と打合せ
営業という職務を行うなかで心がけているのは、自分が求めていたことを提供するということです。というのも、キョウドウに入る前までは、私が営業の方に来てもらって製品を勧められる側だったからです。企業が物を購入する際には、見積り書をもらい、稟議書を作成し、上長の承認を得るといった過程が必要になります。まさに私もそうしたことを経験してきました。ですので、決裁が下りるために必要な情報や資料がどういったものか、よく理解しています。だからこそ、当社の製品を導入するにあたって必要なものはなにかを、お客さまと一緒に考えることを大切にしたいと思っています。

社会人1年目は戦闘機の整備に従事。重圧に耐えた自分も誇りたい

設計と打合せ
私の社会人人生は、愛知県の航空機製造会社から始まります。航空機の整備士を目指して専門学校を卒業し、その会社に入社しました。携わっていたのは、自衛隊が使う航空機の整備です。こう話すと、希望通りの道のように聞こえますよね?でも、私にとっては全く希望通りではありませんでした。そもそも私が働きたかったのは関西国際空港で、整備したい航空機は旅客機だったからです。なぜ関空かというと、単純に家から近かったからという理由です(笑)実際は旅客機の整備は関空でほとんど行われないので、整備士として関空で働くことはまず無理なことだと後から知りました。さらに、私が就職活動をしていたときは、アメリカで起きた9.11テロの影響で、世界の航空会社が飛行機の製造を止めてしまっていたんです。もともと少ない就職先がさらに少なくなっていた状況でした。

本位ではないながら1人で愛知県の会社に就職したわけですが、自衛隊の航空機、つまり戦闘機を整備するのは非常に責任が重い仕事でした。なぜかというと、ボルト1つにしても誰がどういう作業を行ったかという記録が事細かに残されるからです。戦闘機の整備をする際には、全ての部品をバラバラにして行います。普通乗用車の整備とは全く異なるやり方です。整備には税金が使われるため、管理が非常に細かく行われます。当時は自分の名前が残っていくことに、いつもプレッシャーを感じていました。辞めてからも数年間は、どんな仕事をしていたか周りに話せなかったほどです。

そうした中で嬉しかったのは、自分が携わっているのが日本で3~4人しか行っていない仕事だということでした。希少な仕事を任せていただいていることが誇りで、それがあったから2年半がんばれたのかもしれません。旅客機の整備士という夢は叶えられませんでしたが、他にはない仕事に携われたというのはいい経験になりました。

「誇り」という観点から言えば、いまは製品にも誇りをもっています。キョウドウの製品は本当に質が高いので、胸を張って営業できるのは嬉しいことです。

職責を果たし、キョウドウの製品をもっと世の中に広めたい

製造後打合せ
正直、営業職を探しているときには、どういった製品を扱っているのかあまり気にしていませんでした。広い裁量をもって、自分の考えである程度動けることや、幅広く仕事ができる環境、給与面などを重視していたので、「何を売るのか」ということはあまり考えていなかったんです。しかし今は、製品に自信をもてるのが大きいことだと思います。キョウドウの洗浄機を導入したお客さまはみなさん喜んでくれますし、何より製品の品質が高い。私はこれまで十数年間製造の現場を見てきました。その経験からしても、キョウドウの製造部門の技術はすばらしいと思っています。製造部のみなさんは期待以上のものを作ってくださるので、自信をもってお客さまに届けられます。また、メーカーであるというのもキョウドウの強みでしょう。メーカーであるからこそ、お客さまの声や私たちの意見を製品に反映しやすくなります。

営業を担う自分としては、製品を販売するのはもちろん、広く多くの人に知っていただけるようにこれからも行動していきたいと思います。そのためには泥臭く、いかに多くの人に会ってお話しできるかにこだわることが、結果として一番の近道なのかもしれません。キョウドウはまだまだ伸びしろのある会社です。会社と一緒に自分も大きく成長したいと思います。 

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