食器洗浄機 / 容器洗浄機の専門メーカー

社員インタビュー

大阪営業所を背負って24年。顧客への責任感と製品への信頼が自分の支え

営業社歴24年以上

大阪営業所において、わずか2人体制でキョウドウでの仕事をスタートした林田純。メーカー営業の道を選んだのは、挑戦する心があったから。法学部出身、BtoC営業からの転身。「不器用だから、物づくりに興味はなかった」という林田は、いまでは機械のメンテナンスを器用にこなす。納品で緊張した新人時代。同期も辞めて営業所1人となった20年弱。それでも本当の「1人」ではなかったという。「やりがい」を支えに、24年のキャリアを築き上げた林田の仕事への想いと、これからの展望について聞いた。
(インタビュー実施日:2024年12月)

業界未経験なうえに、新人2人きり。それでもメーカー営業に希望を感じ入社

提案中
私はキョウドウの大阪営業所で営業とメンテナンスを担当しています。現在、大阪営業所は私と部下の2名体制です。私がキョウドウに入社したのは2000年なので、入社から24年が経ちました。当時、大阪営業所は誰も社員がいない状態で、採用面接のときにそれを知らされて驚いたことを覚えています。その状態でよく入社したなという感じなんですが、面接をしてくれた本社の人が変わった人で、なんとなくおもしろそうな会社だと思ったんです。そうして一緒に入社した同期と2人で、大阪営業所を受け持つことになりました。

もともと私は工業系とは全く関係のない道を歩んできました。大学は法学部出身で、新卒で入社した会社は金融関係なので、物づくりには全く関わっていません。ですが「物を作って売る」という、メーカーの仕事に興味がありました。新卒のときはバブル崩壊の影響を受けて全く就職先を選べる状態ではなく、金融業界に進んだのも興味がうんぬんの話ではありません。あの頃は職に就ければいいという状況だったんです。最初に就いた職種は営業で、一般の方に金融商品を販売しました。新卒入社したその会社を1年半ほどで辞め、次に入社したのはコンピューターグラフィックスなどを教える、デジタルアート系の学校です。そこでは購買部に所属し、生徒さんに必要な教材や道具などの販売を行いました。1社目、2社目と一般の方に販売する仕事をしてきて、企業向けのビジネスに興味をもち始めたときに出会ったのが、キョウドウです。メーカー営業というところに惹かれ、全く知識もなかった機械の営業にチャレンジすることにしました。

担当業務は営業だけかと思いきや、2人しかいない大阪営業所では営業がメンテナンスも兼務しなければなりません。手先があまり器用じゃなく、物づくりとは無縁の生活を送ってきた私が、機械のメンテナンスを行わなければならないので最初は大変でしたね。メンテナンスの対応に本社から来てもらい、現場に同行して覚えることで徐々に知識をつけていきました。本社からのサポートは常に受けられたので、大きな不安はなかったです。また、不具合の多くがパーツ交換で解消されることも、経験も知識もない私でも何とかなった要因だと思います。一緒に入社した同期も未経験の人だったので、2人で相談しながらさまざまなことを乗り越えました。

1人になっても辞めなかった。家族と顧客への責任が自分を強くする

出荷前検査中
大きな転機となったのは、入社3年目に同期が辞めたときです。精神的にとかそういうことではなく、単純に仕事量が2倍になったことがキツかった。“相方”が担当していたお客さんの対応も全部私にのしかかってくるので、毎日仕事に追われているような感覚です。その状況でなんで辞めなかったのかというと、当時子どもが産まれたばかりで、そう簡単に辞められなかったというのはあります。それに、私が辞めたらお客さまの対応をする人がいなくなるので、その責任感もありましたし、もちろん仕事にやりがいも感じていました。そうやって毎日目の前の仕事に一つひとつ対応していたら、いつの間にか24年が経っていたという感覚です。当時産まれたばかりの子どもは20歳になりました。子どもの年齢を考えると、時が経ったのだなと実感しますね。

納品に緊張した新人時代。顧客とのコミュニケーション力が磨かれた

製造と打合せ
キョウドウでの仕事のやりがいといえば、やはりお客さまに喜んでいただけることです。何百枚という食器や、洗うのが大変な道具類の洗浄が機械化できることで、作業効率もよくなりますし、現場で作業している方の仕事も楽になります。また、キョウドウの製品はお客さまに合わせて細かい調整ができるので、営業としても商品提案のしがいがあるんです。

あとは、業者さんと一緒に複数人で作業するときなんかは、協力し合いながら作業をする楽しさも味わえます。ある真夏の暑いときに、業者さん数名と3日間かけて機械の入れ替えをしたことは忘れられません。みんなで汗を垂らしながら機械の撤去と搬入を行って、身体はしんどいけれど、終わったときの達成感は格別でした。そうした取引企業のみなさんとの関わりも、これまで私を支えてきたことの1つです。

一方で、入社して数年のころは、納品時がもっとも緊張する瞬間でした。というのも、お客さまの期待した洗いあがりになるか分からなかったからです。製造する際には、横浜の工場でテスト洗浄を行います。しかし、テスト洗浄と実際の現場で使うのとは状況が異なるため、お客さまの期待どおりになるかは納品してみないとわかりませんでした。想定以上に汚れが強いものを洗う可能性もありますから。ですので、まだ新人だったころはドキドキしながらお客さまの反応をみていましたね。いまでは製品のことをよく理解しているので、お客さまの期待値とずれがあるかないか事前にわかります。なので、納品時にドキドキすることはありません。ただ、この新人時代の経験から、お客さまのご希望をしっかり把握することや、そのご希望とずれが生じないように製品説明することが、営業としての手腕なのだと学びました。

働き方は変わった。けれど仕事への地道な姿勢は変わらない

製造と打合せ
私が入社したころのキョウドウは、いわゆる「ブラック企業」に近かったのかもしれません。営業手法も飛び込み営業が主流でした。しかし、ここ5~6年前から規則を改めたり、営業手法を変えたりして、会社自体が大きく変わってきています。営業では、いまは展示会やDMを主とした営業手法に変わり、効率を重視するようになりました。例えば商品説明に伺うときにも、同じ地域の企業は訪問日程をまとめるなど、交通費や時間の効率化に取り組んでいます。また、真夜中に稼働する食品工場がお客さまということもあり、以前は午前3時の電話にも対応していましたが、いまは営業時間内の対応となっています。お客さまからのご理解もあり、これについてトラブルになったことはいままでありません。こうした変化によって、より働きやすくなったなと思います。

大阪営業所でいえば、4年ほど前に新入社員が加わったことで、営業成績がどんどん伸びています。“相方”が辞めて以来ずっと私1人だったので、有望な部下ができてとても嬉しいですね。今後も人員を増やして、営業所も会社も大きくしていければと思っています。

キョウドウの営業は決して派手な仕事ではありませんが、コツコツ積み重ねることが苦でない方であれば、きっとキョウドウの仕事を楽しんでもらえるでしょう。私のように手先に自信がなくても、業界未経験でも大丈夫です。メーカーでの仕事に興味がある方はキョウドウに来てください。

採用のお問い合わせに関して 未経験者の方のご応募もお待ちしております。

  • LINE WORKS
  • エントリーフォーム
  • 募集要項

ご不明点などございましたら、お気軽にお問い合わせください

045-810-0721

採用担当 清水まで