直噴ノズルによる高圧力で、
こびりついた汚れを落とす。
KyoDoでは圧力を最も重要な洗浄要素と考えています。例えば車のタイヤについた泥を洗浄する場合、ホースの水を普通にかけても落ちません。ですが、ホースを絞って水圧を上げて当てると泥は落とせます。これは圧力がもつ弾き飛ばし効果によるものです。
ビルの6階まで届く噴射力揚程22m
消防ホースをミニチュア化した形状のオリジナル直噴ノズルチップ
死角のないノズルチップの配置
最低160ケのノズルチップが付いており洗浄物の汚れを逃しません。
サーモスタット&内蔵ボイラーで
汚れに応じた温度管理を実現。
脂分の融解温度は約60度です。その為、洗浄温度が60度を超えると油脂分が融解され、洗浄能力は飛躍的に伸びます。一方、たんぱく質など温度を上げれば固まる性質のものもあります。そのため、KyoDoは洗浄には「お客様に最適なバランスの取れた温度管理」が重要だと考えます。
※参考データ:山桂産業株式会社様「蝋・硬化油の融点一覧表」より
ボイラー内臓により洗浄水を直接加熱するので、別置きブースター不要
サーモスタットの使用による簡単操作で温度を自動管理します。
温度帯を槽ごとで変えることによって、さまざまな汚れに対応可能。
洗浄力をさらに高める専用洗剤。
食品の汚れは主に油脂・タンパク質・でんぷん・色素の4種類に分けられます。油脂は温度の低下で粘度が増し除去し難くなってしまいますが、アルカリ洗剤を使用することで油脂の脂肪酸と反応し、除去が容易になります。タンパク質やでんぷんは乾燥すると除去が困難になってしまいますが、酵素系浸漬剤を使用することで、高分子を細かく分解するので除去が容易になります。色素は洗浄物を長い間使用すると繊維や傷の中に沈着してしまいますが酸素系漂白浸漬剤を使用することで酸素と結合(酸化)し汚れを除去できます。
適合洗剤一覧 | |
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汚れ | 有効洗剤 |
油脂 | 中性・アルカリ性洗剤 |
でんぷん・炭水化物 | 酵素系中性浸漬剤 |
タンパク質 | 酵素系中性浸漬剤 |
色素・茶渋 | 酵素系漂白剤 |
焦げ | 高アルカリ性浸漬剤 |
砂糖 | 中性・アルカリ性洗剤 |
動物性タンパク質汚れ浸漬洗浄画像
色素汚れ浸漬洗浄画像
ノズルの使い分けと循環システムで、
洗い残しのない水量と、節水を両立。
物理的作用ではぎ取った汚れは、洗い流さないと2次汚染となり再度洗浄物に付着してしまいます。そのため、はぎとった汚れは大量の水で洗い流す必要があります。KyoDoは、2種類のノズルを使い分け、強い圧力で汚れをはぎ取り、大水量で汚れを洗い流すことの両方を実現しています。さらに、水の循環システムによって、節水も可能となりました。
広角ノズルで大量の洗浄水を噴射し、汚れを洗い流します。
1槽当たり毎分約400リットルの洗浄水を噴射します。
洗浄水は循環しているため、水の消費量は増えません。